名古屋から40分で行けるレトロなまち、
今も残る古き岡田の文化や街並

　４月１７日、朝からの雨と強風で出鼻をくじかれ、２年連続の山車の運行は無理かと思われました。しかし、１０時頃には雨はやみ、晴れ間も見えるようになり、午後には夏のような日差しが差すようになりました。午後日程で山車は運行されました。先車は里組。１５時には勇壮なねじ回しが行われ、歓声に包まれました。山車の上には市長さんはじめ国会議員さんなどもお見えになりました。１５時３０分には木偶の奉納があり、１年ぶりの賑やかな祭り囃子に岡田の街は華やぎました。

 

　当日は、雅休邸が開放され、多くの人が訪れました。雅休邸は、本年、岡田で３番目となる登録有形文化財の指定を受けました。コーヒーやぜんざいに舌鼓を打ちながら昔の医院だった頃の思い出話をされていたり、展示物を懐かしそうに見つめていたり、思い思いに過ごされていました。ここは、岡田医院として竹内雅休医師が昭和２５年に亡くなるまで診療を続けた場所として広く知られています。