種徳寺
毎年旧暦10月8日と毎月12日の薬師祭で親しまれる種徳寺は、臨済宗妙心寺派のお寺です。応永8年(1401)に伝海和尚が創建、大永元年(1521)に實通祖秀により再建されました。昔は、種徳庵と称し、慈雲寺の末寺でした。
ご本尊の観世音菩薩の外、多数の仏像が安置されていますが、なかでも明和3年(1766)、落田から引っ越されたお地蔵様は魅力的です。木像彩色、それほど大きくはありませんが、円満で気品のあるお顔は、見る人の心を和ませてくれます。
またこのお寺では、重要な行事の際には多数の女性信者によって御詠歌が唱和されます。境内に響くその声は、参拝者の心を打ちます。
ご本尊の観世音菩薩の外、多数の仏像が安置されていますが、なかでも明和3年(1766)、落田から引っ越されたお地蔵様は魅力的です。木像彩色、それほど大きくはありませんが、円満で気品のあるお顔は、見る人の心を和ませてくれます。
またこのお寺では、重要な行事の際には多数の女性信者によって御詠歌が唱和されます。境内に響くその声は、参拝者の心を打ちます。